入団エントリ#5 Ted KAWAKITAの場合 - 15年の歴戦のその始まり-
はじめに
今回はジャングルˣに所属するクルー=ジャングラーの口からジャングルˣとの出会いや入団動機を語ることにより、魅力や社風を感じていただく入団エントリ企画の第5回です。
今回はジャングルˣの創業から携わる経営企画Ted KAWAKITAの記事です。是非ご覧ください。
天下布夢
2006年1月、ネット興亡記*1 におけるライブドア事件が起こり、時代の一つの転換点を迎えていたそんな時、六本木ヒルズの200人規模の会場に立ち見が出るほどの就活生(2007年新卒)が集まる光景を前にして、その人は感極まって涙を流していた。
「…こんなにたくさんの学生の方に貴重な時間を割いて、会場まで足を運んで頂けたことに…本当にありがとうございます。」
言葉を詰まらせながら聴衆を前に語り始めたのは、29歳になったばかりのPanja NAOE(現ジャングルˣ 代表)、その人である。
私、Ted KAWAKITAは会場で配られた講演資料と持参したインタヴュー資料を片手にPanjaの存在から目を離せずにいた。
「織田信長は天下布武という言葉で理想の世の中を掲げました。私は武ではなく夢で以て天下が訪れる世界を目指しているので、『天下布夢』を掲げます。」
職を探しに来た就活生に対し、Panjaは事業の話ではなく1時間にわたって「なぜ」人生において夢と愛をもつことが大事なのか、「なぜ」夢と愛には力が必要であるのか、「なぜ」そのためには仲間が必要であるのかということを語り、問いかける講演を続けた。
その言葉には力があり、その目は鋭くもやさしく、その佇まいからは会場を包むオーラが放たれていた。
資料に太字で書かれた“志、気迫、狂”の精神がそこにあり、今後の人生の「進路」を決めるうえで、知覚していなかった本質的な問いを投げかけられた体験であった。
話を聞いているだけで心拍数は上がり、脳内ではエンドルフィンとドーパミンが充満している状態となり私は会場を後にした。
これが、その後の15年に渡る歴史の第一歩であり、私のPanjaとのファーストコンタクトであった。
2006年1月「LIVE2007 直江文忠 この指とまれ」の会場で配布された資料の一部
※1 ネット興亡記
一貫した美意識
2006年当時のメモを振り返ると、下記のような言葉が残っている。
- 求める人財 五大要素「素直、勉強好き、プラス思考、愛嬌、信念」
- 人生の結果 = 情熱 x プラス思考 x 能力
- 仕事の結果 = 時間 x スピード x 効率
- ポテンシャル = マインド x スキル
- 規律と教育「守破離」(型)の原則
- Noblesse Oblige
- 一隅を照らす人財
- 遊学働の融合
16年経た現在でも変わることのない普遍的な価値観であり、現在のジャングルˣでも折に触れて引用される私達の価値観 ≒ 美意識が詰まった言葉。
その時々の流行り廃りや一過性のものに囚われず、中長期に渡って人も事業も進化成長していくための指針として今もジャングルˣ内で引用されることがある。
21歳の私が、その時に唯一投下できる「時間」という資源を最大限に注ぐという意思決定を行ったのも、上記の美意識に共感共鳴したからであった。
Season 5からその先へ
時は移り2022年、ジャングルˣは現在、Season 4からSeason 5に突入する境目であり、新たな局面を迎えている。今回、私が記述した内容はジャングルˣ紀元ではSeason 0以前にあたる回顧録となる。
紀元前の時代(Season 0以前)にも社史として残すべき歴史があり、紀元後においても現メンバーにもその一部しか伝えきれていないところがある。それらについては、また別の機会に回すとして、ジャングルˣは現在、Season 5以降を共に歩み歴史をつくるメンバーがまだまだ必要なステージにある。
自分の子供や孫の世代にも受け継ぎ、誇りに思うことができる事業を成すために、指数関数で進化成長している方を求めており、私自身も刺激を受けてさらにまた次の景色を目指していきたい。
おわりに
いかがだったでしょうか。Ted KAWAKITAの入団エントリでした。
このエントリを読んで、Tedの最後の言葉、"自分の子供や孫の世代にも受け継ぎ、誇りに思うことができる事業を成すために、指数関数で進化成長している方"に当てはまると感じた方は、是非弊社のコーポレートサイトもご覧ください。
そんな組織で働くジャングラーとは一体どんな人たちなのか気になる、という方に向けてMeetyもございますのでぜひご活用ください。
- PdM Mutta SHIMIZUのMeety
最後までご覧いただきありがとうございました。
本文文責: Ted KAWAKITA
はじめに、おわりに文責: Mukku NAKAMURA