ジャングルˣとは何者なのか#3 -我々が研究者を求める理由-

はじめに

3/1から公式Noteをスタートさせ、前回、前々回とジャングルˣとは何者なのかについての記事を書いてきました。
今回も引き続きジャングルˣとは何者なのかと題して、弊社HPの内容に基づいてジャングルˣのカルチャーをお伝えしていきたいと思います。第3回となる今回のテーマはベッティング事業を展開する組織であるジャングルˣが、なぜ研究者を求めているのか、です。

素養 : 研究者体質

#1とも若干被りますが、まずは弊社HPのバナーであるABOUT “JUNGLEˣ” の素養に込めた意味をおさらいします。
ジャングルˣはベッティングという一つの打ち手で世界規模の課題の解消を目指すため、高度な戦略があります。その高度な戦略を理解するためには高度な抽象化能力が必要となり、その素養を持ち合わせているのが科学と数学にどっぷり浸かった研究者だ、ということです。
科学と数学には再現性があり、C向けグローバル事業を展開するジャングルˣにとって、その再現性が非常に大きな武器になります。
現段階ではスポーツベッティングを大きく打ち出しているからこそ、ジャングルˣを体育会系、もしくはイヴェントサークルのような組織だと勘違いされるかもしれませんが、研究者、研究者気質のクルーが集まったラボのような組織を目指している、というのがその実情です。
この記事では、さらにジャングルˣのメリットとして①専門性、研究者のメリットとして②報われない日本の科学者、という2つの観点からジャングルˣが研究者を求める理由を少し深掘りしていきたいと思います。

①専門性

我々ジャングラーが研究者を語る際にしばしば用いるイメージがあります。詳細はThe illustrated guide to a Ph.D.を参照いただき、ここではざっくりと説明していきたいと思います。
まず下図の円の中に人類が現在持つ知識が全て含まれているとしましょう。中心に行けば行くほど基礎知識、そこから広がるほど最先端の専門知識というイメージです。
初等教育(青)、高等教育(緑)と段階を経て満遍なく、自分の持つ知識の円を大きくしていきます。
大学の学士課程に行くと変化が訪れます。わずかですが自身の専門性が生じるのです(ピンク)。これが修士課程に行くと、さらにその専門性が伸びていきます(朱色)。
弛まず論文を読み、研究を続けることで、現在の最先端の知識に到達します。
そしてそこで満足せず、更なる努力を続けた時、その円周=現在の人類の限界値がわずかに外に突き出ます。このわずかに突き出た部分が博士号なのです。
このイメージから何が言いたいのか。
博士課程を修了した、在籍している、もしくは博士課程を目指す研究者たちは、自身の専門分野を突き詰めるにあたり、人類の知識の円の端に至る全ての知見を得ているため、中途半端に円の中であれこれ円周のことを夢想する人材よりもその専門性をジャングルˣとの協業に応用できるということ、そしてそんな研究者が集まれば人類の最先端の知見=円周に触れられる割合が大きくなる、ということです。
くどいようですが、ジャングルˣはベッティングという一つの打ち手で世界規模の課題の解消を目指す組織です問題の解消のためには、その問題を構成する分野に関する専門知識が必要であり、組織としてどれだけ円周に触れられるかが肝要である、という訳です。
さらにベッティング収益で研究をサポートすることで、人類全体の円を大きくすることに貢献することは、パーパスであるGood Betting, Good Lifeの実現にも通じます。これは②にも繋がる話です。

②報われない日本の研究者

日本の科学者が報われない、という話は関心のない人の耳にも届いていることでしょう。金銭面が全てだという考えではないですが、それでも上記のように人類の最先端を走る博士号取得者の所得が下のグラフのような分布であることが正常であるとは、よもや思えません。
ジャングルˣが協業する研究者に提示する条件は、「報酬は職務規定に引っかからない形で十分にお支払いしますのでご自身の研究活動に集中してください。専門分野を追求する中で、新事業・新機能の開発やベッティングコンテンツに繋がる部分があれば共創しましょう。」というものです。
先ほども述べた通り、研究者気質を持っていることは、すなわちジャングラーの素養があるということです。コミュ力なんて必要ありません。世間体を気にして、また将来への漠然とした不安から、研究を諦めてしまうことは研究者・学生の皆さんにとっても、日本全体にとっても、大きな損失です。社会のいわゆる"表舞台"を避け、大学の研究室や企業の研究所で熱中できる研究に没頭していることに、何ら負い目を感じる必要はないのです。研究者が自身の専門性を突き詰めて相応しい対価を得ることは、スポーツ選手がスポーツという専門性を突き詰めてお金を稼いでいることと全く同じことだ、とジャングルˣは考えています。
 
研究なんかして何の役に立つんだ?と問われれば、ジャングルˣが皆さんの代わりにこう答えます。「ベッティングという出口がある」と。
その詳細はこういったNoteなどを通じてパブリックに明かすことはできませんが、自身の専門分野にオール・インしている研究者や、その卵である学生は、騙されたと思ってジャングルˣの門を叩いていただけると幸いです。

おわりに

いかがだったでしょうか?ジャングルˣが研究者を求める理由を少しでもご理解いただければ幸いです。 そして、自分がまさに修士課程や博士課程にいる学生研究所で働いている研究者、特に、金銭的な理由や将来への漠然とした不安から研究を続けるか否か悩んでいる方はぜひジャングルˣにコンタクトしていただきたいと思います。 また、そういった隠れた日本の宝をご存知の方も、ぜひこの記事を共有・拡散して頂ければ幸いです
この記事を読んで、ジャングルˣってどういう組織なんだ?と興味を抱いた方は、ぜひ弊社のコーポレートサイトJUNGLEˣ HOME(JP) をご覧ください。
 
そんな組織で働くジャングラーとは一体どんな人たちなのか気になる、という方に向けてMeetyもございますのでぜひご活用ください。
  • 弊社PdM Mutta SHIMIZUのMeety
  • 採用担当 M MATSUMOTOのMeety
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
(文責: M MATSUMOTO)