入団エントリ#7 Zorro KUWAの場合

はじめに

今回はジャングルˣに所属するクルー=ジャングラーの口からジャングルˣとの出会いや入団動機を語ることにより、魅力や社風を感じていただく入団エントリ企画の第7回です。
 
 
今回はジャングルˣのZorro KUWAの記事です。是非ご覧ください。
 

入団エントリ

はじめまして、Zorro KUWAと申します。2023年1月にジャングルˣに入団しました。
 

キャリアの発端

私のキャリアは、インドのとあるAIヴェンチャーから始まりました。
1ヶ月ほど滞在していたのですが、特に転換点となったのはバラナシという街を訪問した時です。インドの人々と触れ合う内にガンジス川で沐浴をしたくなり、毎年100万人もの巡礼者が訪れるヒンドゥー教最大の聖地、バラナシに辿り着きました。
 
夜もふけた頃、ガイドがガンジス川の畔にある火葬場に案内してくれました。そこは国内有数の火葬場らしく、豪奢な布を纏った死体が次々と運ばれていました。綺麗に焼き終わると、灰はガンジス川に流されます。
 
私はこの一連の儀式を何度も何度も繰り返し見ながら、インドと日本の比較を振り返り、人生かけてやりたいことを見出そうとしていました。
 
インドは人が熱量が高く、まさにaliveというように、活き活きと活動しているのが印象的だった。
人々はカーストだけでなく宗教や言語さえも異なるが、互いにしっかりと目を合わせて、表情豊かに考えを主張して合意形成している。
まだ経済が豊かでなくても、なぜインド人はこんなに毎日幸せそうなのか?なぜ、こうも飽きずに、楽しそうなのか?
それはやっぱりダイヴァーシティだ。言語、価値観、スパイス、価格交渉。日常の変数や会話がとにかく多い。
日本と比べると規格化されてない分のロスもあるが、多様性は根源的な活力としてプラスに作用していて、居心地が良い。
自分の感じる生きづらさを、どうしたら解決できるだろうか?
 
多様性・個性といえば、習っていたピアノを思い出す。
ピアノは手の形、腕の重さ、骨格、身長といった人間の個体差に影響を受ける超アナログな世界。
当たり前のことだが、人類が70億人いても同じ体格、同じ手の人は一人もいない。
そして演奏や身体表現は、非常にアナログな変数が入り組む中での、人らしい高度な活動だと思う。
AIとシンギュラリティが叫ばれる昨今で、残るべき真に"人間らしい"取り組みというのは、このような活動だろう。
自分は人生をかけて、頭と体が繋がった上での(つまり身体性を活かした)知的活動・自己表現ができる人を増やしたい。
 

ROXXでの6年間

インドから帰国後、株式会社ROXXに入社しました。
当時はSCOUTERというサーヴィスを運営している、9名のスタートアップでした。
 
SCOUTERは「一般人のユーザーを『ヘッドハンター』にすることで、身の回りのタレント的な潜在能力を持つ人材を、もっと輝ける場所に再配置しよう」というサービスでした。人材領域から、個性や多様性にアプローチできる点に可能性を感じていました。
 
しかしこの事業は思うように売上成長できず、私自身は入社後暫くして、人材紹介会社向けのVertical SaaS事業をエンジニアとして立ち上げました。1ヶ月で0から作ってリリースし、その後半年ほどで様々なコア機能を揃えました。当時は売上を作って生き延びるために必死でした。
 
会社がSaaS事業に集中する中でSCOUTER事業はクローズとなってしまいましたが、ROXXはシードからシリーズCにまで進み、今も順調に売上利益を伸ばしています。
 
その後、PMとPOとtoBマーケティングを経て、最後は新規事業の責任者を務めました。ゼロから作った商品を初めて買ってもらえた瞬間は、ROXXで一番嬉しい瞬間でした。売れるまでの悪戦苦闘も含めて強く印象に残っています。
 
6年間を通してROXXの先輩方にはマインドからスキルまで多くを教わりました。色んなチームの方々とお仕事させていただき、大変お世話になりました。本当に、酸いも甘いもたくさんの思い出が詰まっている会社です。離れるには早すぎたのかもしれませんが、今はキャリアの発端に立ち返って、世界を劇的に良くするような革命的なプロダクトに挑戦したいと考えています。ROXXは道半ばで抜けてしまったので、自分自身が成功することで恩を返したいと思っています。もう一度小さなスタートアップに入ることは、少々変わった選択かもしれません。並大抵の事ではないですが、常人の覚悟ではない所存です。必ず突破します。ジャングルˣの千載一遇のチャンスに賭けたいと思っています。
 

ジャングルˣに決めた理由

ジャングルˣのPurposeは「Good Betting, Good Life」です。
少し高い抽象度で書きますが、Bettingは意思表明とフィードバックの無限ループです。特に、瞬間的で多次元的な意思表明です。なので、私はBettingとは人の熱狂と本能的な思考(system1)を刺激し鍛えるツールだと解釈しています。勝っても負けても良い気分になれて、学習もあるお得な体験です。
 
次に、話が変わりますが、Spotifyは海賊版の音源配信サーヴィスに対抗する思想があり、アーティストに5000億円以上を還元してきたそうです。プロだけでなくインディーズの歌手にもスポットライトが当たるようになりました。ジャングルˣも同じです。そしてタレントや協力者に還元したいという想いがあります。既存のプロスポーツだけでなく、アマチュアにも注目が集まるように、色んな面白さ・価値観を伝えたいと考えています。
やはり資本主義社会において理想を構築できるのはルールメーカーだと感じています。まずは1兆円稼いで、それを正しく還元していきたいです。理想があるからこそ、世界への影響力を勝ち取りたいと一層強く思います。
 
最後に、これは私個人の所感ですが、ジャングルˣは多様性の中に溶けています。国も年齢も価値観も溶けた未来の世界を想像していて、その世界線でスタンダードになることや価値と思われることをプロダクトに実装しようとしています。私はJAPAN MENSAに所属しているので、自ずとクリエイティヴィティやマイノリティを意識して生活しています。多様性とは尖った少数が沢山いることです。抽象的ですが、BettingにおけるOddsの概念がレヴァーとなり、”変わり種”が重宝され、やがて”変わり種”で溢れていく気がしてならないのです。ジャングルˣは世界のBetting市場でNo.1を目指していますが、多様性を後押しする様々なサービスがグローバルで成長しているように、ジャングルˣも時代に受け入れられながら目標を達成できると考えています。
 
私はこのような背景から、以下の3つの理由で、ジャングルˣへのALL-INを決めました。
 
1. ユーザー目線で、In-Play Bettingのスポーツ観戦が価値のある体験だと感じたから。
2. クリエイティヴィティを発揮した人に直接還元しようとする思想に共感したから。
 
3. 視座・抽象度・対象マーケット・理想、全てが高次元で世界の多様化・最先端・最高峰を目指  
  しているから。
 
今回の入団では、自分が過去やってきたこと全てが自然と繋がって、ジャングルˣに辿り着いたと感じています。私の生まれ持ったIQも、極度アナログ世界のピアノ演奏経験も、ITスタートアップの立ち上げ経験も1つにまとめて、個性を120%全て注ぎ込みたいです。
 
そして、人々に感動を与える画期的なサーヴィス・仕組み・体験をどうしても作りたい。そのためには感性をとことん研ぎ澄ませてプロダクトに落とせるか。ユーザーニーズやシステム構築もありますが、自分の感性との戦いが大きいと思っています。これからの挑戦が楽しみです。
 
冒頭でインドとの比較もありましたが、日本にもユニークで価値の高い美意識があると思っています。それぞれの偏りが顕在化して、攻防しあい、結局相互理解と多様性愛に繋がるようなオリジナルのBettingコンテンツも作りたいですね。
 
これを機に、ジャングルˣに興味を持ってくれる方が1人でも増えれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 

おわりに

いかがだったでしょうか。Zorro KUWAの入団エントリでした。
 
このエントリを読んで、"多様性の環境の中で、ルールメーカーとして社会に還元していきたいと思っている人"に当てはまると感じた方は、是非弊社のコーポレートサイトもご覧ください。
 
Jungle It. | JUNGLEˣ
ジャングルˣは《 毒 》をコアエンジンに、イノヴェイションとマネジメントで世界変革を志す組織です。この構想は、2008年から練られ、2015年にシナリオが完成し、2018年に各種権利化を得たことで、社会実装にむけた構えができました。 《 毒 》溢れる製品を徹底的にデザインし開発することで、高い獲得賞金を目当てにしたベッティングではなく、 子供や孫と世代を超えて一緒に楽しめる持続可能なベッティングを作ること、そして 関わる人々の生活を豊かに、誰かのインスピレーションになることが私達の存在意義です。 ジャングルˣのチームはとてもクリエイティヴな多様性があり、それぞれが様々な分野で卓越したキャリアを積んできました。私たちのプロトコルは 常に物事を違った角度から見るよう設計されています。どんな至高体験にするか、そのためにはどんなベッティングを作るか、改善に改善を重ね、製品のアップデートをしています。なぜなら、 私たちは研究者であり、夢想家であり、時に狂人だからです。 ジャングルˣは《 毒 》を通して心躍るような至高体験を、世界中の皆さまにお届けしたいと考えています。 「概念を変えるほどの衝撃」にご期待ください 。 Product Name : JUNGLEbet Product Tagline : Modern In-Play. Product Concept : The World's Most Comfortable In-Play.
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
本文文責: Zorro KUWA
はじめに、おわりに文責: Mukku NAKAMURA